
※この記事は2013年に掲載された記事です。
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「家賃保証」とは便利な言葉で、何となく「賃貸アパマンの家賃を保証してくれるのかな?」と思われることが多いですが、実際は、内容のことなる3つの意味合いで使われています。
下図のとおり、家賃保証とは、総じて賃貸オーナー様の家賃収入を保証する制度ですが、その保証対象と内容が全く異なります。 大きく分けると、入居者が契約者となり家賃滞納リスクを保証する「滞納保証」と、賃貸オーナー様が契約者となり一棟全体の家賃収入に対して一定の利率の家賃収入を保証する家賃保証の2つに分かれます。

賃貸オーナー向けの家賃保証として、大手アパートメーカーや不動産会社が提供しているのが「サブリース(一括借上げ)」です。これは、保証会社がアパマンを一棟丸ごと借り上げて、賃貸管理も合わせて行う制度です。オーナーは何もしなくていいので賃貸経営がラクな分、借上げ家賃以外の収入(礼金・更新料など)が、全て保証会社の取り分になるため収益性が落ちます。
それに対し「空室保証」では、賃貸管理は通常どおり地元の管理会社に管理委託し、保証会社には毎月保証料を支払うことで一定の家賃が保証される仕組みなので、保証会社は賃貸管理をしないため、賃料以外の収入(礼金・更新料など)はオーナー様の収入になり、収益性が上がります。
賃貸管理をどこに頼むか、どの程度の収益性が欲しいのか、ぜひオーナー様ご自身のスタイルに見合った家賃保証をお選びください。